「土地購入と注文住宅」の資金計画
土地探しと注文住宅をトータルで資金計画を立てておくことが重要です。ローンの組み方などにも特徴があります。どこにどのようなお金がかかるのか、明確に理解しておきましょう。
土地購入と注文住宅設計は同時進行が鉄則
住みたい地域、周辺環境を考慮して土地を探しながら、敷地条件や地盤についても確認し、予算内で土地購入と注文住宅の設計計画を立てることが必要です。地盤の強度や上下水設備の状況などを確認することで、適切な設計を行うことができますし、予算や工期の「こんなはずではなかった」といったトラブルを未然に防ぐことができます。 土地探しと注文住宅の設計を個別に行うと、諸経費や付帯工事費などの増大で資金計画に大きな狂いが出ることがあります。そのため、土地探しと注文住宅の設計は同時に進めることが理想的です。専門家に相談しながら、土地購入と注文住宅の建築にかかる資金計画を進めていきましょう。
「土地購入と注文住宅」にかかる費用
土地購入に関する費用
- 土地価格
- 希望する土地の価格です。消費税は、課税事業者の所有する土地を購入した場合には課税されますが、一般の個人が売主の場合には課税されません。
- 土地購入に関わる諸費用
- 土地価格の5〜8%が目安です。内容は仲介手数料や印紙代、登録免許税、ローン保証料などです。
注文住宅建築に関わる費用(請負契約金額に含まれる項目)
- 設計費
- 注文住宅の設計費用です。業者によっては本体工事価格に含まれる場合もあります。
- 本体工事価格
- 基礎から構造、設備機器、内装、外装などの「家」本体の工事価格です。
- 付帯工事費
- 電気工事やガス工事、外構費用などの工事費用です。本体価格の15〜20%程度が目安です。
- 住宅建築に関わる諸費用
- 登記手数料、ローン保証料、火災保険料などの他、税金もさまざまな項目があります。
※その他、インテリア費用や引っ越し費用などが掛かります。